院長下村哲也
1993年京都府立医科大学卒業。同大学附属病院や関連病院に勤務し、消化器疾患を中心に内科診療の研鑽を積む。第二岡本総合病院(現・京都岡本記念病院)では内視鏡センターの立ち上げに携わり、内視鏡内科部長・内視鏡センター長として数多くの内視鏡治療を行う。2016年下村哲也内科クリニックを開業。日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医。日本消化器病学会消化器病専門医。
豊富な経験に基づく精度の高い内視鏡検査で
炎症性腸疾患の専門的な診療を行います
がんをできるだけ早く発見し、一人でも多くの人を救いたい。この思いが、私の医師としての原点です。発見時には手遅れになっていた進行胃がんで叔父を亡くしたこともあり、がんの早期発見・早期治療をめざして消化器内科を専門に選びました。
がんのような悪性疾患は年齢とともに増加する傾向にありますが、近年患者さんが急増している「潰瘍性大腸炎」は、シニア世代だけではなく思春期の若い患者さんでも見られます。下腹部の痛み、血便、下痢などが続くようであれば、年齢問わずに、放置せず早めに受診することが大切です。
当院では、潰瘍性大腸炎、クローン病など炎症性腸疾患の専門的な診療を行っています。豊富な経験を生かして大規模病院と同等の検査を行い、診断から説明、治療まで責任を持って対応します。やや敷居が高い検査のように感じるかもしれませんが、地域のクリニックでしたら、日常生活に近い環境で検査を受けていただけると思います。何か気になることがありましたら、お気軽にお越しください。
炎症性腸疾患の専門的な
診療を行っています
消化器疾患の研鑽を積んだ院長が、診察から検査、診断、新しい治療薬の導入を含めた治療まで、専門的に診療を行っています。
炎症性腸疾患専門の初診の外来を設置しています
他院からの転院治療をご希望の方、現在の治療に関して疑問がある方、セカンドオピニオンをご希望の方など丁寧に診察いたします。
苦痛の少ない内視鏡検査
を心がけています
丁寧な操作や鎮静剤の使用など、苦痛や不快感に配慮した内視鏡検査に注力。発見した大腸ポリープの日帰り手術も行っています。
炎症性腸疾患に特化した診療
炎症性腸疾患は新しいメカニズムを持つ治療薬も次々と開発され、消化器内科の中でも特に専門性が求められます。学生や働き盛りの世代にも多い病気ですので、大規模病院でなく、通院しやすいクリニックで先進的・専門的な治療を受けられるようにしています。
クリニックでも専門的な新しい治療を
5-ASA内服製剤、5-ASAやステロイドの局所製剤などの標準治療だけでなく、ステロイド内服による寛解導入や免疫調整薬による寛解維持療法も行っています。また、難治性の場合には新しい治療(抗TNFα抗体製剤、JAK阻害剤、抗α4β7インテグリン抗体製剤)なども取り入れ、大規模病院の専門の外来とほぼ同等の治療を行っています。
病院との密な連携
炎症性腸疾患は専門性を有する疾患ですが、当院では、軽症~中等症までは大規模病院の専門の外来と同等の治療を積極的に行っています。入院を要するような重症例では、近隣の病院と密に連携しながら適切に対応しています。
充実した検査設備
約100倍の拡大観察ができる先進の内視鏡システムを導入するなど、検査設備の充実に力を入れています。専用の検査室には大腸ポリープの切除に用いる高周波焼灼電源装置のほか、検査時に胃や大腸を膨らませる炭酸ガス送気装置や、鎮静剤を使用する際に血圧などを測定する生体モニター装置も設置しています。検査時に鎮静剤を使用した患者さんが検査後のお休みいただくためのスペースもご用意しています。
下村哲也内科クリニック
伏見桃山駅、桃山御陵前駅から北に約3~4分